東京で見かける現代の質屋

今でこそ、質屋というとあまり馴染みはないかもしれません。

東京でもたまに丸に質と書いた大きな看板を目にします。

でも、それが質屋だとわかる人は多くても、利用したことがある人となると数は減り、ましてや質屋通いする人など皆無に近いのではないでしょうか。

しかし、戦後間もないころまでは一般庶民にとっては、「一六銀行」等の隠語が用いられたり、是が非でもほしいものを手に入れるために「女(女房)を質に入れてでも」という言葉が生まれたりするほど、重要な金融の一つでした。

では、現在の質屋とは、たまに見かける程度で細々とやっている程度なのでしょうか。

そのような事はありません。

多少形を変えながらも、現在でもそれなりの規模で経営しているのです。

東京で言えば、東京質屋協同組合には平成24年3月現在で430もの加盟があります。

現在ではその形態を、中古買取または中古販売という一過性の業務をメインとし、昔のような金融としての業務はなくなりつつあります。

そして、ブランド品や金券等特定のものに特化することや、大規模なを投入しチェーン化することに活路を見出しているようです。

つまり、ブランドや、書籍・衣料品等の中古買取販売はもとより、チケットショップも質屋の一業態なのです。